ミュージックライフの捉え方

ジャズギターや音楽のことについて書いています。

上達しない自分を責めない

頭打ちや伸び悩み、誰しも経験があると思います。もちろん私もです。

かなり時間がかかってしまいましたが、私はその状態から脱却できました。

今回はそのことについて書きます。

 

私はギターをはじめる前、高校生の頃からずっとベースをやっていました。しかしある時から演奏技術の限界を感じ悩むようになりました。

最終的にベースを弾くのも嫌になり、弾かなくなっていきました。

 

そんな中、演奏技術について自分なりの答えのようなものを見つけました。

「人は、自分が本当にやりたいと思ったことしか出来ない」という考え方です。

 

たとえば、すごいギタリストの速弾きを見て「あんな風に弾きたい!」と強く感じなかったとします。

そういった状態で速弾きがなかなか出来るようにならない時「練習が足りないんだ」「自分はギター向いてないんじゃないか」と自分を責める必要はないはずだと思うのです。


たしかに16分で無窮動的に弾けるというテクニックは、ギタリストに必須です。(少なくとも私の好きなジャンルはそうです)

ですが必須だということに縛られて苦しむことは別の話ではないでしょうか。


本当にやりたいと思った時、苦しみよりも情熱が先に来て、少しずつ出来るようになるはず。たくさん時間がかかったとしても。

 

やりたいと思ったことが全て出来るようになった時に私は伸び悩みました。

それに対する打開策は「やりたい」を見つけることしかない、と言い切れます。

 

一つでも多くやりたいと思えるようにたくさんの音楽に触れる。

その中でやりたいと思えたものを最優先で練習する。

これを繰り返すしかないと考えています。

 

 

「上達しない自分を責めるより、上達する自分へ良い音楽を与えてあげる。」

 

そんな気持ちで、これからギターを練習していきたいです。