知識は墓場まで持っていけない
「俺さ、最近思うんだよ。
知識は墓場まで持っていけないってな。
ちょっと前までは"俺が頑張って得た知識やノウハウは、誰にも渡さないからな!"って思ってたんだよ。
でもな、お前らに教えていく内に、そんな気持ちはなくなっていったんだ。
お金でもなんでも、墓場までは持っていけない。
知識やノウハウは、人から人へ伝えられてはじめて意味のあるものになると思う。
大事に大事に守っていても、いつか腐っていくだけだよ。」
恩師の言葉です。
ふと思い出したので、記事にしました。
とても心に残っている言葉で、
その後なにかを人に教える時には常にこの姿勢を持っていました。
もちろんこの意見を良く思わない方もいらっしゃるはずです。知識やノウハウは資産であるのもまた事実。
ある人にとっては生命線だったり広く知られると困るものだったりします。
ただ、それでも、音楽が好きな仲間が集まって
「マル秘な情報仕入れてきたったw」
「この練習方法良んじゃね?」
「息抜きに神保町にカレー食いに行くべ!」
と仲間内でキャッキャする場くらいは、あっても良いんじゃないかな。
私はサラリーマンからはじめたお遊びギターで音楽やってる下手くそだから好き勝手言えるだけかもですけど、
やっぱり知識は伝えられて生きていくと思うし、
それで損する人ってほとんどいないんじゃないかなって思います。